べにやまぶろぐ

技術寄りの話を書くつもり

Intel Edison Breakout Board Kit で遊んでみる(その2)

Intel Edison Breakout Board Kit で遊んでみる(その1) - べにやまぶろぐ の続きです。

本当は今頃センサつなげているはずだったんですが GPIO 周りの調査していたり、そもそも Breakout Board Kit には Analog Input がないらしい(Intel Edison Board for Arduino にはある) というところでもたついているので今回は乾電池で Edison 動くか実験してお茶を濁そうと思います。

参考にするのはこちらのドキュメント。

Hardware guide によれば

The left pin (the square one) on J2 is +V battery; the right pin is ground.

とあり、かつスケマには BAT1 / BAT2 とあるので J2 を使ってみます。

今回、横着して手で接触させて動作確認したいだけなのでちゃんと起動しているかは J3 側の USB を母艦と接続して screen でコンソールを確認します。

ちなみに J3 は

J3 is a micro USB FTDI serial-to-USB converter. The Linux console will output serial stream to this USB connector.

というようにシリアルのインタフェースを提供してくれます(前回つないだのはもう一方の J16 でした)

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USB 接続後、母艦の Mac 側で

screen /dev/cu.usbserial-AJ035HM1 115200 -L

などと実行します(cu.usbserial- の後は違う文字列になっているかもしれません)。

その上で、今回とりあえず手元にあった単三のエネループ2本直列につないで 2.5V 弱供給してくれる乾電池パックの線を J2 に接触させてみます。

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LED がチカチカし始め、コンソールには

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などと流れ始めて boot の予感。

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なんか Battery Over heat exception とか出てる...

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途中なんかこけてるけどとりあえずログインまでたどり着きました。

一応 boot はしましたが、とても雑なのでもう少しちゃんと配線してログ見てってとこは引き続きやっていこうと思います。特に 2.3.1 Boot voltage selection – DCIN signal の辺り読んでいると最低限 boot しただけっぽいので。もう少し読み込む必要あり。

ちなみに J2 は

J2 is the battery connector. If you want to power the breakout board with a rechargeable lithium-ion battery, attach it to J2. (Refer to Figure 2 for battery polarity.) When you attach a rechargeable lithium-ion battery, the breakout board will recharge the battery whenever power is applied via J21 or J22, or via J3 (when the board is attached to a USB host).

などとあって USB 給電からの充電なんかもできるそうです。こちらも併せて試してみたいところ。

↓ 前回の記事です