App Store からカジュアルに OS アプデできるようになったのは良いのですが、Apple のアプデは危険ということを忘れうっかりポチッとすると人柱真っ逆さまだよというお話です。
仕事を終えてふと愛機を El Capitan に更新した直後から挙動がおかしくなり、
- CPU 使用率が異常に高くなりファンが止まらない
- Office 365 のログインページなど特定のサイトに繋がらない(その後はブラウザを再起動しないと他のサイトにも繋げなくなる)
- 挙げ句の果てには App Store に繋がらない(= 修正版リリースされてもアプデできない!\(^o^)/)
となってちょっと途方に暮れていたのですが色々調べていくと SSL 周りの不具合だということがわかり、結論としてはキーチェーンで証明書の使用ポリシーを変更することで解消できました。
「キーチェーンアクセス」を立ち上げ、左上の項目(キーチェーン)で「システムルート」を選択。VeriSign を検索します。
ここで表示された証明書を片っ端からダブルクリックで開き、「▶︎信頼」を展開して「この証明書を使用するとき」を「システムデフォルトを使用」に変えます。
これで App Store などにつないでみて正常に表示されれば、ひとまず危機的状況は脱出したっぽいです。
参考になったのはこれらのポストでした。
ちなみに Safari や Chrome では上記のサイトも見られなくなってしまうのですが、自前で証明書を管理している Firefox だと今回の問題の影響を受けません。
症状も改善したのでスクショとって意気揚々と記事あげようとした間際、すでに昨夜のうちにえふしんさんがさらっと書かれていたことに気づいたのですが、せっかくなのでこのまま公開しちゃいます。
自分の場合は VeriSign の証明書を変更するだけで App Store につながったので、このケースより楽でした。